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マニアさん必見!

2015.05.25

皆様 こんにちは

神戸灘店 松本です。

 

まん丸FACEのイケメン君がお引越ししてきましたのでご紹介!!

 

 

naブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリティッシュ・ショートヘアーの男の子

1月22日生まれです。

まだ子猫なのにこの貫禄!!

抱っこもさせてくれえちゃう甘えん坊さん。

人が大好きです!!

もちろん!!ちょっぴりヤンチャな月齢になってきたので遊びも大好き!!

もっちりなほっぺがチャームポイント!

決しておデブではありません!!

もちもちでまん丸!高級絨毯のような手触り!

ゼヒ抱っこしてあげてください。

 

突然ですが!!

ネコちゃんの体って不思議ですよね!!

クネクネ柔らかい体や長いヒゲ、カラーバリエーション豊かな瞳・・・

秘密がいっぱいのネコちゃんの体を数回に(まとまるかな・・・!?)分けて

紹介していこうと思います。

今回は目の不思議!

最近、お客様やスタッフから、目の色の質問をよく受けます。

『黄色い目の子を探しています!』

『この子は青い目になりますか?』

『この子は将来何色の目になる?』

等々・・・

目はとっても難しい!!

ブログスタート当初から店長に出されていた課題です。

ひさしぶりにちょっと長くて難しいお話・・・

ネコちゃんの目は人間の目と同じように遺伝的な要素や種類で目の色がかわります。

右目と左目の色が違ったり、子猫のときだけに見られる特有の色があったりすることも。

今回はそんな目の色の不思議に迫っていきます。

人間の場合は目の中央に当たる部分で色のバリエーションが見られますが、

ネコちゃんの場合はそのまわりにある「虹彩」に色がつきます。

虹彩は瞳孔の大きさを調整する役割を持っており、メラニン色素の量で色が決まるのです。

基本色はもっともメラニン色素が少ないグリーン、次にヘーゼル、イエロー、と続き、

アンバー、もっともメラニン色素が多いカッパーとなります。

 

~なぜ子猫の目はみんな同じ?~

生後3週間ほどの、目がようやく開いたばかりの子猫はみんな緑がかった青い目をしています。

猫の目の色は成長と共に変わるって知ってましたか?

この独特な青目の色は、「キトンブルー」と呼ばれ、

生後2か月ほどまでは全ての子猫の目は青い色です。

生まれたばかりの子猫は色を定着させるメラニン色素が不足していて、

生後2か月ほどたつころから徐々に量が増えていきます。

2か月~6か月の間で、徐々にブルーの目から変化していくので、

目の色が1色しか認められていない種類の子(例:ロシアンブルーはグリーンのみ)以外

お店に来たばかりのネコちゃんは何色の目になるかはわかりません。

 

~各色の特徴~

グリーン

グリーンの目は色素がとても薄く、ほとんどありません。

色素がないのになぜ瞳がグリーンに見えるかというと、光の反射で人の目にはグリーンに見えています。

人の目は光の錯覚に弱く、色がついていないものでも色がついているように見えてしまうことがあります。

これは「レイリー散乱」と呼ばれる現象で、人の目はほんの少量の緑の色素を光の作用によって

膨大に拡散させてそう見えるそうです。

洋猫に多くみられる特徴で、純粋な和猫でグリーンの目を持つ猫はいません。

グリーンの目のネコちゃんは、寒い地域に住んでいた遺伝子の特徴を受け継いでいると言われています。

 

ヘーゼル

グリーンにブラウンの深いグラデーションを持つ目の色をヘーゼルと呼びます。

メラニン色素は中程度ほどで、多くも少なくもない量なのでこのようなグラデーションが見れます。

 

アンバー

強い黄色に見える目の色で、一番猫らしいイメージの目の色です。

この黄色い目は「琥珀色」と言い、ヘーゼルに間違われることもありますが、

複数の色が混ざり合うヘーゼルとは違い、アンバーは黄色の単色のみです。

メラニン色素は多めで、カッパーの次に多く含まれています。

 

カッパー

カッパーとは銅色という意味で、茶色に見える目の色が特徴的です。

メラニン色素が一番多いタイプの種類で、日本の猫はカッパーが多く見られます。

日本は温暖な気候で、日光を取り込む効率の良さを重視せずとも日光を得られたので、

瞳の色が濃くなったと言われています。

しかし濃い色と言っても、真っ黒になることはありません。

 

ブルー

ブルーの目は、グリーンの場合と同様「レイリー散乱」と呼ばれる現象によって生み出されています。

虹彩に含まれる少量のメラニン色素が長い波長の光を全て吸収し、

残った青色だけが人間の目に見える為青く見えます。

これはちょうど空気中を浮遊している細かい粒子が光を散乱し、空が青く見えるのと同じ現象です。

つまり「瞳の青は空の青」ということです。

 

レッド

メラニン色素を産生できない「アルビノ」と呼ばれる突然変異種において見られます。

メラニン色素をほとんど含まないため、可視光線(紫外線と区別するために、人の目に見える波長の光)

がすべて反射されてしまいます。

目が赤く見えるのは、フラッシュ付きで写真を撮った時に生じる「赤目現象」と同じもので、

眼球の奥にある血管が浮き出たものです。

 

オッドアイ

両目の色が違う状態です。

日本では「金目銀目」と呼ばれてきましたが、正式には「虹彩異色症」といいます。

最も多いのは、白い毛を持ち、右と左で色が違うというパターンです。

こうした個体は青い目の側の耳が聞こえないといわれることがあります。

理由は、色素の欠乏に関係する遺伝子が、耳の中の「内耳」(ないじ)と呼ばれる部分の

「コルチ器官」に影響を及ぼし、聴覚に重要な分泌液の量が減少してしまうからだと考えられています。

 

いかがでしたでしょうか・・・

私もまだまだ勉強不足の分野なので、上手く説明できたか不安です。

今回は、目の色は大きくなってみないとわからない!!

という事だけでも伝われば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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